Shirley's kitchen garden

無肥料で耕さない路地栽培と室内外での水耕栽培、植物用LED使用の水耕栽培に悪戦苦闘‥

’20/10 “自然菜園①” 開始!

YouTubeでたまたま目にした「耕さない」という文字。
なんて魅力的な響き。
他にも「草も使う」(ゴミが出ない)、「連作障害になりにくい」(単純に有り難い)などのグッとくるワードが満載で、水耕で失敗続きだった私は即食いついた。笑
「草も使う」の草は、雑草のことではあるけど、これは質の良い雑草であることが望ましいよう。(地下茎の雑草はNG)


連作障害にならないというのは、例えば春夏とトマトを育てた場所で秋にキャベツ、レタスを植え育てると、その場所で春にまたトマトを植えても大丈夫なのらしい。
超簡単に言うと、トマトとキャベツはお互い必要な養分が被らないから上手くいくのだそう。
( トマト の好相性は、キャベツ  + レタス )
  ナス科 の好相性は、アブラナ科 + キク科 で組み合わせは無限大だとか?


最初は上手くいかなくても繰り返し植えることで、そこの土がそのようになっていくという話も私は受け入れやすかったから即開始。



2020.10.4 緑肥と裏野菜の種まき


自然菜園に向けた畝作りで撤去されずに済んだピーマンさんが、まだ頑張ってくれている。
雑草はあまり気にせず畝を作り、アブラナ科の「はな菜」「ビタミン菜」「赤丸二十日大根」の種を条蒔きした。(あれ?キク科のものが無い‥どうしてもというわけではないが、これから、今ある“中葉春菊”の種をばら蒔いてこよう…10/11)


キャベツや白菜などの大型葉物を植えたいのは山々だけど、冬に全く日の当たらないうちの畑コーナーでは育たないと判断し、裏野菜(裏って言ってごめん。)の種を全面に蒔いて次の夏野菜のための土作りを図る作戦。。(収穫に重きを置かない。)


2020.10.7撮影
自然菜園は、生えてる草と草マルチで土はほとんど見えない状態なのだけど、今回は最初で草がないため草の代わりに、刈った芝生と植え替えで切った菖蒲の葉と今年育てたナスとピーマンの亡きがらを敷き、さらに風で飛ばされないよう支柱を置いてみた。


※本来は、その場やその回りに生えていた草を敷くものであり、他から持ってきた関係のない植物を敷くのは間違い。らしいけど細かいことは気にしない。


草を敷くって素晴らしい!
特に道!笑 靴が沈まない! 汚れない!


そして同時に、良質な草を確保するために“緑肥ミックス”の種を畝と道の堺に条蒔きした。

これが育ったら、必要に応じて地面から10cmほど残して刈り、植えたものの周りに敷いて使う。

緑肥だって他から持ってきた関係のない植物ではある。しかし本当はどんな雑草も緑肥になるんだけど、その中でも扱いやすいものが(優秀な)緑肥として選ばれているよう。


【緑肥ミックスの内容】
 ・アカクローバー (マメ科/多年草:アメリカ産)
 ・クリムソンクローバー (マメ科/一年草:アメリカ産)
 ・オーチャードグラス (イネ科/多年草:アメリカ産)
 ・ペレニアルライグラス (イネ科/多年草:アメリカ産)
 ・えん麦 (イネ科/一年草:オーストラリア産)
 ・イタリアンライグラス (イネ科/一年草:ニュージーランド産)



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2020.10.11 緑肥も野菜も発芽
播種10/4から7日。


沿道の緑肥が芽を出してる~


アブラナ科の野菜3種もみな発芽~

朝からずっと日陰だったけど、昼過ぎから西日が当たってる。
どうしよう。
食べる算段で間引きするべきか、土作りに徹して放置するか???
この先どれくらいのスピードで日照時間が短くなっていくのか検討もつかん‥


けど、二十日大根なら間に合うかも!


⇒ ’20/10 赤丸二十日大根(種、土耕)



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2020.10.22 秋の新緑~
種まき10/4から18日。(前日から11日)


右の畝にも左の畝と同じ配列で3種の野菜が植えてある。




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2020.11.14 間引き収穫
播種10/4から41日。(前回から23日)


はな菜もビタミン菜も混み合ってきたので間引くことに‥

発見したあおむしを囲いの外にポイポイ(2匹だけど‥)出しながら間引いていて、ふと見たらあおむしが居なくてビックリ!
探したら、レンガの立ち上がり部分を登っていていてビックリ!!
動き早くてビックリ!!!    元の場所に帰って来るんだ、とビックリ!!!!
あおむしゾゾゾッ。
だから案の定、葉物なんて無理‥


と弱音を吐きつつも‥

間引いた収穫はやっぱり嬉しい。(半分ほど使ってしまってからの撮影‥)



間引き後の姿。(間引き前撮り忘れ。。)

11/16撮影




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2020.11.30 緑肥が快調
播種10/4から57日。(前回から16日)


緑肥が急にワッサワサでなんだか嬉しかった。




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2021.1.11 雪解け後
播種10/4から99日。(前回から42日)


雪が積もって解けたらヨレヨレに‥




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2021.1.31 緑肥のダメージ
播種10/4から119日。(前回から20日)


イネ科(緑肥)の葉先が変色。雪による凍傷かな‥



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2021.2.27 難しい収穫
播種10/4から146日。(前回から27日)


冬は日が当たらないから無理だと思っていたけど、結構育つと分かって嬉しい。
冬至を2ヶ月も過ぎると、西日がこんなに入る。

みるみる花が咲き、収穫時期を逃す‥


とりあえず、食べれそうな感じのものを収穫。


この後、摘芯して脇芽を出させ、花が咲く前に収穫することを試みたけど大量収穫ならず。
水耕栽培もそうだけど、基本的に“収穫”が分かってない‥



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2021.4.2 全て刈り取る
播種10/4から180日。(前回から34日)


ろくに収穫しないまま無法地帯と化し、緑肥のオーチャードグラスは1mを越えている‥

全ては今後の夏野菜栽培のために今から刈り取ろう!



雑草(緑肥)を刈って敷いて使うという自然農法だけど、この畑スペースでは有り余るよねと、少し前に、他の場所にあるビルベリーや茗荷の根本に、ここから刈り取った緑肥を敷いていたが‥ (実は、もっと厚く敷いていいみたい‥)


今日、よく見なくてもオーチャードさんにはそれはそれは立派な種が。
それを敷いたという事は、同時にオーチャードの種を蒔いたという事でもあるかな‥



上のオーチャードさんは種が見てとれるけど、種のない下のオーチャードさんにも‥


中にしっかり種があると判明。。(葉をそれぞれめくり取った姿‥)


どうしよう。


私はピロピロした緑の葉をむしって茎と分ける作業に無心で没頭‥

下のキレイな黄緑の塊はオーチャードさんの茎で、その1本1本に種がぎっしり詰まっている‥


そしてピロピロの方を畝に敷いてみた。

(食べれそうという理由でビタミン菜を残してある‥)


刈った後のオーチャードグラス(イネ科)が良い土留めになりそう。
ビルベリーや茗荷に敷いたオーチャードも撤収してピロピロに交換。




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2021.4.3 裏野菜撤収~
播種10/4から181日。(前回から1日)


昨日の今日だけどビタミン菜を刈り取った。
葉は、昨日敷いたオーチャードの葉の上に敷いて、茎は乾燥させた後にコンポスト行きか廃棄予定。




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2021.4.30 初!夏野菜苗の植え付け
自然菜園開始から約7ヶ月。(前回から27日)
定植4/25から5日。


半年前から自然菜園の準備を始め今日に至る。感無量‥
前回敷いたビタミン菜はあっという間にぺしゃんこになり、その上に種部分を切り落としたオーチャードグラスの茎を敷いておいた。

ピンク:赤パプリカ(レッドキング)
緑  :ピーマン(ニューエース)
黄緑 :セロリ
紫  :なす(千両茄子)



アスパラコーナーに?!  ⇒  ’20/12 アスパラガス(苗、土耕)



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2021.5.11 緑肥を刈って敷く
自然菜園開始から約7ヶ月。(前回から11日)


オーチャードの種に怯えたが、種ができるのは当たり前。
クリムソンクローバーのかわいい赤い花もいずれ‥そして他のライグラスにも種‥

5/9撮影


5/9撮影


と言っても優良雑草なわけですから、もう迷わず刈って敷く!

(でも、強固そうなオーチャードグラスさんだけは、種が出来る前に刈る。)




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2021.5.22 直蒔き野菜も順調!
自然菜園開始から約7ヶ月。(前回から11日)


播種5/4から18日。の直蒔き野菜達。

緑一色で何が何だか分からんね~


茶色:落花生      ⇨ ’21/05 落花生(種、土耕)
水色:つるなしいんげん ⇨ ’21/05 つるなしいんげん(種、土耕)
青 :枝豆       ⇨ ’21/05 枝豆(種、土耕)




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2021.6.3 昨年との違い
自然菜園開始から約8ヶ月。(前回から12日)


昨年より15日早い植え付けだったにもかかわらず成長がとても遅い‥
元肥を施さないからか、昨年の跡の連作障害なのか‥


まぁ、自然菜園初年度だし、これはこれでやっていく!
その分、枝豆、いんげん、落花生が頑張ってくれるでしょ。
少ない経験だけど、初めて植えるものってよく育つのよね。



5/22撮影



ピーマン1
この場所に、昨年は何も植えていない。



昨年の今頃のピーマン。



ピーマン2
この場所は、昨年もピーマンも植えている。



赤パプリカ(初挑戦)
この場所に、昨年は何も植えていない。



なす1
この場所は、昨年もなすを植えている。



昨年の今頃のなす。



なす2
この近辺に、昨年はピーマンを植えている。



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2021.6.25 いんげん&セロリ、アリ、アブラー、ゾワ~問題‥


茄子さんはそこそこ花を咲かせるようになったけど雌しべの長さが短く実にならず‥
ピーマンさんもさっぱり‥



そんな中でいんげんさんは密かに‥ ⇒ ’21/05 つるなしいんげん(土耕、直播き)



そして右畝の北寄りに植えていたセロリは、アリ?に負けて枯れた。。


植え付けてすぐ小さいアリにたかられて、悩んだ挙げ句“アリの巣○○○”を使っちゃったりして
小さいアリは一時的?に絶滅したものの、次にすぐ大きいアリにたかられておった‥
アリの巣なんとかでは効かないようだ。


小さいアリの時は、その原因であるアブラーを取ったりもしたけどきりがないし、大きいアリになってからは放置。。


なぜなら、20㎝そこそこのまだ草のような植物に大きいアリがウヨウヨいてゾワ~っとしたから‥
ウヨウヨと言っても10匹もいなかったかもしれないのにゾワ~っとなったのは、アリと植物の大きさの比率がおかしいから?
そりゃ虫は元々苦手だけど、例えば、大きいアリが大きい木を歩いていてもそれはゾワ~っとならない。と思うわけで‥


しかし、同じく右畝の南寄りに植えたセロリさんは大丈夫!




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2021.7.13 大丈夫なはずのセロリは?
自然菜園開始から約9ヶ月。(前回から18日)


南セロリさんの根本が小さいアリの作った砂塚で埋もれていたため、それを発見する度に強めのシャワーで地面がえぐれるくらい流していたら、砂塚の出来る勢いは弱まったものの、でもいつもアリはウロチョロしている。
アブラーがいるようには見えないんだけど‥



気を取り直して枝豆さんを見てみると‥ ’21/05 枝豆(土耕、直播き)




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2021.7.20 茄子2個収穫!
自然菜園開始から約9ヶ月。(前回から18日)


茄子は3個成ってる。どこ?

実は、自然菜園のストレスみたいなものを感じるように‥
私にとって草取りといえば無心で抜くものだったから、刈る事自体が不慣れだし、刈る草、残す草を考えたり、植えた野菜をうっかり刈らないようにするのも苦痛‥
けどまぁ、慣れるまで慣れるまで。


本日の収穫




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2021.8.5






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2021.8.20




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2021.8.29






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2021.8.31




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2021.9.12



  




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2021.9.17




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2021.9.19




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2021.10.6




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2021.10.24



    



 
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2021.10.30







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2021.11.1




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2021.11.16




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2021.11.23 約1年2ヶ月(415日)経ちました。

作物はそろそろ終了につき、ワンシーズンの区切りとします。



続き ⇒ ’22/01 “自然菜園②” 2y4m



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